新宿2-10-18「新千鳥街」って?
「新千鳥街」は戦後間もない1967年、飲み屋街「千鳥街」の一部のバーが東京オリンピックの区画整備にともない、新宿2丁目に移転してきたという歴史のある建物です。そして、その建物は現在も当時の雰囲気を残しています。「新千鳥街」へは4つの入口から入れます。
一歩足を踏み入れると、夜は上下左右にカラフルなネオンで彩られて建物に入るというよりも路地に迷い込んだような感覚に。袋小路に入ると階段があってお店とつながっていたり、引き戸の奥では笑い声が聞こえたりして雰囲気だけでも楽しめます。
「新千鳥街」の魅力と特徴
お店の特徴~夜遅くに開店するお店が多い
お店の開店はだいたい20時~21時くらいのお店が多く、食事の後の二次会や夜通し楽しみたい人が集まっている印象です。
狭さの魅力~10人入ると満席に
「新千鳥街」1つの建物の中にあるお店は数えただけで約20店。それぞれのお店が10人入るとすぐ満席になります。お店が狭いと、マスターや隣同士との距離が近くなり、自然と会話がはずみます。1人で知らないお店に入っても、たとえ自分が人見知りだったとしても会話を気軽に楽しめる。”狭い”からこその魅力かもしれません。
そんな「新千鳥街」の周りに居を構えるお店
Gay Life Dailyでも新宿2丁目のディープスポットを取材しています。そのいくつかを紹介。(2017年7月20日時点の掲載/順不同)
BUMPY!
「新千鳥街」路地のほぼ中央にあるお店。のれんがあれば開店しているサインです。SNS等で配信はしていない隠れ家的なお店ですが、海外からのお客さんも”狭い居心地”を求めていらっしゃるそうです。
go-up
「新千鳥街」の入り口2F(地図:オレンジのアイコン「入り口2」)にお店が有ります。ディープスポットの中でも20代~30代の若い男性来店が多く、店内も落ち着いた雰囲気になっています。
MAGMAG
「新千鳥街」の2F(地図:ブルーのアイコン「入口1」の大通り側)にあるお店。カウンターでお酒を飲みながら、2Fの窓から大通りの喧騒が見渡せて賑やかな雰囲気を楽しめたりします。
いかがでしたか?歴史のある建物だからこそ味わえる「新千鳥街」。そんなディープスポットで、旅の思い出や素敵な出会いを見つけてみては。