夏といえばやっぱり海!
とは言っても、周りがノンケだらけの中で男どうしキャッキャ楽しむのものも周りを気にしてしまい気が引けることも。開放的になりたくても出来ないというジレンマとフラストレーションを発散するため、日本にもゲイビーチと呼ばれる場所が各地にあります。
そこでいくつかのゲイビーチの特徴や注意点をまとめてみました。
まずは事前の注意事項
ゲイビーチはハッテン海岸とも呼ばれますが最近は迷惑港防止条例など様々な規制が出ているようです。このため節度のある利用を心がけるのが無難です。
また、ノンケがいないゲイビーチは到着するまでに数々の障害がほぼ必ずあります(障害があるからノンケが来ないとも言えます)。出かける前に事前の準備(飲料・食料・日焼け止め・服装・道順の確認・バスの時刻表やレンタカーの手配等) がとても大切です。
例えば、日本のゲイビーチは海水浴場として整備されておらず通常のビーチから離れたところにあるか、断崖絶壁を降りたり海を渡ったりするような場所にあります。水着にビーチサンダルだけだとケガのリスクがある場合もあるため十分に情報を確認して準備することが大切になってきます。特にゲイビーチ初心者は複数人で行動することをおススメします。
日本のゲイビーチ5選
今回、Gビーチナビを運営するオスさんの許可を得て日本にあるゲイビーチをまとめました。準備の詳細や道順はオスさんのブログに詳しく書かれています。
※ゲイビーチの状況は常に更新され続けているため、必ず行けるという保証はなく、グレーゾーンの場所もあります。遊びに行くにあたっては自己責任であることを十分ご承知のうえご利用ください。
関東 > 千葉:釣師海岸(長浜海岸)
正式名称は長浜海岸。千葉の房総半島中ほどにある”秘境ビーチ”です。というのもたどり着くためには道のない道(藪)を進み、洞穴を抜け、断崖絶壁を下りてやっと到達するような場所にあるから。
その苦労を抜けた先にある釣師海岸はまさにプライベートビーチ。秘境といわれるだけあって、人も少ないので思う存分遊んだり日光浴することができます。
最寄りのバス停からの道順(概要)
浪花駅からバス浪花線に乗車、沢崎バス停下車、そこから徒歩約25分
関東 > 神奈川:小坪海岸
逗子エリアにあるスポット。岩場が多く滑りやすい場所なので丈夫なビーチサンダルやクロックスは必須になります。岩場の陰で日光浴をするような場所です。途中からは水分補給できるような自動販売機やコンビニは無いので準備は万全に。
最寄りのバス停からの道順(概要)
新逗子駅から徒歩約30分(地図のポイント近くの階段からトンネルを抜けて岩場に向かいます)
九州 > 福岡:新宮海岸
福岡新宮町にある、博多駅からも最寄り駅まで30分以内という、アクセスの良い場所にあります。何より魅力的なのが海の透明度。遠浅で普通に遊んでも写真の映えるスポットとしても人気のあるゲイスポットと言えそうです。
駅からの道順(概要)
新宮駅から徒歩約25分(途中スーパーを利用しない場合は、西鉄新宮駅が最寄り駅。徒歩約10分)。ゲイビーチは新宮海岸からさらに奥にあります。
沖縄:新原(みーばる)ビーチ
沖縄にあるゲイビーチです。日差しはとても強いので日焼け止めはマストです。那覇バスターミナルからバスで移動して、徒歩で新原ビーチへ。その先のアーヂ島の奥にプライベートビーチがあります。奥への行き方が注意点であり注目点。シーズンオフでも暖かいため、幅広い季節でも楽しめるのが魅力と言えます。
最寄りのバス停からの道順(概要)
那覇バスターミナルから「百名バスターミナル」下車、徒歩約20分+(到着した場所からの移動はGビーチナビをご確認ください)
ゲイビーチの最大の特徴は行き難いこと。ノンケすらいかない秘境に点在しています。いくつかの困難や障害はあるものの、を乗り越えれば楽しいサマータイムが待ってますよ。
東海 > 静岡(浜松):米津海岸
米津海岸は防潮堤整備に伴い閉鎖されていて日曜以外は工事が行われています。予定では平成32年3月(令和2年3月)に整備が完了するようです。工事が休みの合間に集まっているのだそう。期間限定のゲイビーチです。
最寄駅からの道順
浜松駅から6番乗り場バス「中田島車庫」下車、徒歩約30分。(ルートの表示は入口までです。さざんか通りは歩道がないため迂回して表示されます。)
ゲイビーチをまとめてみると、上手に場所を見つけて楽しむゲイのひたむきさというか執念という名の情熱というものを感じました。昔と比べると今は出会うのに便利になりましたが、乗り越えた先の達成感や経験はゲイビーチに行く魅力の一つかもしれません。
(画像/情報協力:Gビーチナビ/オスさん ブログはこちら)